Teslaは、標準航続距離モデルと長距離航続モデルの両方を備えた、量産型電気トラック「Tesla Semi」の新しいビジュアルと写真を公開しました。同社は航続距離、パワートレイン、製造計画などの詳細を明らかにしました。量産は数ヶ月以内に開始される予定です。
Teslaは4月17日、Tesla Semiの2つの量産トリムを紹介する新しいビジュアルを公開しました。約325マイル(約523km)の航続距離を持つ標準モデルと、約500マイル(約805km)の航続距離を持つ長距離モデルです。両モデルとも、100万マイル(約160万km)の走行に耐えるよう設計された4680バッテリーセル、フル電動ステアリングアシスト、強化されたCybertruckの駆動系コンポーネント、および48ボルトアーキテクチャを採用しています。Sawyer Merritt氏が報じたTeslaの更新情報によると、後輪車軸に3つの独立したモーターを搭載し、最大800kWの駆動力を発揮します。エネルギー消費率は1マイルあたり1.7kWhで、ePTO(電動パワーテイクオフ)は最大25kWとなっています。標準モデルの車両重量は20,000ポンド(約9,072kg)未満、長距離モデルは23,000ポンド(約10,433kg)です。いずれもMCS 3.2コネクタを使用して30分で航続距離の60%まで急速充電が可能で、短いトリムではModel Yと同等の回転半径を誇ります。Teslaはまた、ディーゼル車と比較して運用コストが低いことを強調する、量産型Semi向けの新サイトを開設しました。サイトでは、ディーゼル車の燃料補給と比較して電気による充電は1マイルあたりのコストが安く、またディーゼル車のような後処理システムが不要で、パワートレインがシンプルなためメンテナンスコストが大幅に抑えられると説明しています。オペレーターは、リモート診断やOTA(無線通信によるアップデート)の活用により、標準的なフリートの入れ替えサイクルよりも早く投資回収を実現できる可能性があります。両モデルの生産はGiga Nevadaに隣接する新工場で行われ、フル稼働時には年間5万台のTesla Semiを生産する能力を備えています。