テスラは2025年Q4決算説明会で、フラッグシップModel S(2012年)とModel X(2015年)の生産を2026年6月末までに終了し、低稼働率のFremont工場能力を、年間最大100万体のヒューマノイドロボットOptimusとCybercab自律タクシーの生産(2026年上半期開始)に振り向けると発表。CEOイーロン・マスク氏はこれをレガシーモデルに対する「名誉ある除隊」と称し、2025年の納車台数約3万台(総数の約2%)を挙げ、同社の初の年間売上高減少とEV競争の中でAI、ロボティクス、完全自律へシフトを示唆した。
2026年1月31日のテスラ2025年Q4決算説明会で、CEOイーロン・マスク氏はModel SセダンとModel X SUVの生産をQ2末までに終了する計画を確認。「Model SとXプログラムを名誉ある除隊で終わらせる時だ。本当に自律性ベースの未来へ移行している」とマスク氏。X投稿でテスラは「自律未来へ移行する中、Model S & X生産は来四半期終了。所有したいなら今が注文の好機」と促した。マスク氏は「テスラModel SとXは素晴らしい車両だ。まだ入手可能のうちに!」と付け加え。一部地域でカスタム注文一時停止、在庫はQ2後清掃、所有者サポート継続。2012年発売のModel Sは航続距離と加速でテスラのプレミアムEVリーダーシップ確立、2015年のModel XはファルコンウィングドアをラグジュアリーSUVに導入。Fremont専用生産(容量10万台)、Model 3/Y量産資金源となったが急落:2025年S/X合計約3万台(稼働率30%、中国販売4月関税撤廃後<2000台)、S/X/Cybertruck合計50,850台(-40%)。Model 3/Y納車7%減の約160万台。Q4売上高3%減の249億ドル、通年948億ドルで初減少BYD競争下。FremontラインはOptimus Gen 3(2026年Q1公開、単価2万ドル、外販2027)を増産、2026年末までに年100万体制目指し工場/家庭業務用—マスク氏「史上最大製品の可能性」。Cybercab(ハンドルなし)生産は2026年H1開始、オースティンロボットアクシピロット(2025年6月開始、12月無人)基盤。この「物理AI」シフトは2026年投資200億ドル超、xAI投資20億ドル、マスク氏長期で人間運転マイル<1%予測。BMW、ヒュンダイ、メルセデスら競合もヒューマノイドロボ探索、専門家は未証明技術への自動車放棄リスク指摘、Optimus商用化は数年先。