イーロン・マスク氏はテスラ・モデルYが3年連続で世界で最も売れた車だと宣言したが、アナリストらは入手可能なデータに基づきこの主張に疑問を呈している。2025年の予測ではモデルYはトヨタのRAV4とカローラに次ぐ3位に落ち込んでいる。テスラが具体的な販売台数を公表しない姿勢が不確実性を高めている。
2025年12月30日、イーロン・マスク氏はXに投稿し、テスラチームを称え、モデルYが「3年連続で世界で最も売れた車になった」と述べた。この主張は、2023年に同車が世界販売首位となり、初めて電気自動車としてグローバル販売チャートを制した成功を基盤としている。これは業界で広く祝われたマイルストーンだ。
2024年には、モデルYはトヨタRAV4と僅差の競争を繰り広げ、一部のアナリストによると約2,000台差で後れを取った。しかし、2025年については、第1四半期から第3四半期の暫定データと第4四半期予測が異なる結果を示している。独立系トラッキングによると、トヨタRAV4は年間約120万台ペースで、前年比0.6%増。トヨタカローラは推定108万台で、前年比8.1%減。モデルYは約103万台と予測され、12.7%減だ。
これらの推定ではRAV4が1位、カローラが2位、モデルYが3位となる。完全な検証には数カ月かかる。すべての市場の包括的な登録データがゆっくりと集計されるためだ。テスラはモデル3とモデルYの合計納車台数のみを報告しており、トヨタのような競合他社が個別モデルごとの正確な数字を提供するのとは対照的だ。
アナリストらは、電気クロスオーバーとしてトップ3入りは依然として強力な成果だが、透明性の欠如が早計な主張を許すと指摘する。ある観測筋は「モデルYの位置づけは印象的だが、報告の正確さが重要だ」と述べた。トヨタの詳細な開示、特に2025年の米国だけで約50万台のRAV4販売は、データ可用性のギャップを強調している。