Ubisoftは2025年11月21日の投資家向けプレゼンテーションで、生成AIを活用した一人称シューターのプロトタイプ「Teammates」を公開した。このデモはリアルタイムで音声コマンドに応答するAIコンパニオンを特徴とし、よりインタラクティブなゲームプレイを目指している。CEOのYves Guillemot氏は、生成AIを3Dグラフィックスへの移行に匹敵する革命だと表現した。
概要
Ubisoftは、2024年のGDCでデモストレーションされたNeo NPCプロトタイプを開発したチームによる、初のプレイ可能な生成AI研究プロジェクトとしてTeammatesを披露した。デモはThe Division 2やStar Wars Outlawsなどのゲームで使用されるSnowdrop Engineを活用し、ダイナミックなNPCインタラクションを実現している。
ゲームプレイ機能
Teammatesは一人称シューターで、プレイヤーは戦闘やパズル解決のためにAIチームメイトのPabloとSofiaに自然な音声コマンドを発行できる。JasparというAIアシスタントがミッション追跡、アドバイス、ガイダンスを提供する。プロトタイプにはAIのハルシネーション、毒性、脚本外の行動を防ぐためのガードレール付きカスタムAPIが含まれており、応答がナラティブの意図に沿うことを保証している。
ナラティブディレクターのVirginie Mosser氏は人間の創造性への焦点を強調:「これはインタラクティブなストーリーを作成する全く新しい方法を試すことについてです。私たちの役割はAIに意味を与え、それをナラティブ化し、論理が魂を置き換えないようにすることです。」
UbisoftのGenAIゲームプレイディレクターXavier Manzanares氏は付け加えた:「明日のゲームは今日よりもプレイヤーの声を聞き、理解し、反応するようになり、私たちの研究は実証済みのゲームシステムの上に適応型・生成型プレイが何を追加できるかの片鱗を示しています。」
企業背景
Guillemot氏は企業全体でのAI統合を強調:「Gen AIを高価値のユースケースに適用し、プレイヤーとチームに具体的な利益をもたらす上で大きな進展を遂げています... これは3Dへの移行に匹敵する業界の革命です。」
デモは現在少数のプレイヤーでテスト中であり、プロトタイプと技術テストベッドの両方を兼ねている。Ubisoftは2026年1月に新しい「Creative Houses」モデルを公開する予定だ。