Bungieは、ライブサービス型の脱出シューター『Marathon』に関する長期的なストーリー構想を明らかにしました。クリエイティブ・ディレクターのJulia Nardin氏は、プレイヤーの意見を反映させることの重要性と、どのシーズンからでも新規プレイヤーが参入できる環境作りについて強調しています。シーズン2は6月初旬に開始予定で、最近のアップデートやレビューでの評価も好調です。
GamesRadar+のインタビューにおいて、Bungieのクリエイティブ・ディレクターであるJulia Nardin氏は、惑星タウ・セティIVを舞台とする『Marathon』のSFストーリーについて、今後数年間の計画を明らかにしました。「今後数年間でストーリーをどのように展開していくかの指針はありますが、完全に『固定』されているとは言いたくありません。プレイヤーの皆さんが物語を形作る手助けをしてくれることが、私たちにとって重要だからです」と彼女は述べ、プレイヤーとの共同制作こそが「ライブサービスゲームをプレイする醍醐味の一部」であると語りました。
『Marathon』のプレイヤーは「ランナー」となり、意識を人工のシェル(身体)に転送して、放棄されたコロニーや軌道上の宇宙船の廃墟で物資やデータを回収します。入植者や暴走AIといった物語の核となる設定は新規プレイヤーにとっても不変ですが、より広範な世界観はプレイヤーの熱意やゲーム内イベントを通じて進化していきます。
「プレイヤーがいつでも『Marathon』の世界に飛び込めるようにすることも重要です」とNardin氏は付け加えました。「タウ・セティの過去の謎を解き明かしつつ、現在進行形の物語を体験できるようにします。すべてのシーズンを新しい入り口とし、私たちがどれだけ長く運営を続けていても、新規プレイヤーが状況を理解できるようにしたいと考えています」
シーズン1が終盤を迎える中、6月初旬にはシーズン2が開幕し、8月までアップデートが予定されています。手榴弾の不具合といった課題はあるものの、近年のパッチによりプレイヤーの満足度は向上しており、期間限定モード「free-sponsored kit」も好評を博しています。Eurogamerは本作を「非の打ち所がないスタイリッシュなデザイン」「豪華な戦闘」「秘密に満ちたマップ」と称賛し、5段階中4の評価をつけました。Bungieは3月に公開したPC版の最適化に関するブログ記事で「私たちは『Marathon』に長期的に取り組んでいく」と改めて決意を表明しています。持続可能性に関する懸念はあるものの、Sonyの投資を背景に、本作は主にPC版を中心に200万本以上を売り上げたと推定されています。