アストンマーティンは、2026年のF1マシンAMR26のリバリーを、サウジアラビアのダーランで開催されたローンチイベントで公開した。マット仕上げのブリティッシュレーシンググリーン仕様は、Adrian Neweyのリーダーシップ下でのチーム初のマシンであり、ホンダとの新パートナーシップを象徴する。公開はバーレーンでのプレシーズンテストを前にしたものだ。
アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラワンチームは、2026年2月9日、サウジアラビア・ダンマン近郊のダーランのイサラ文化センターで特別イベントを開催し、2026年シーズンをスタートさせた。目玉はショーカーで披露されたAMR26のリバリーで、チームのシグネチャーカラーであるブリティッシュレーシンググリーンを新たなマット仕上げで採用。チームの伝統を称えつつ、新たなパワートレイン・パートナーであるホンダとタイトルスポンサー・アラムコのロゴを配置し、アラムコは広告スペースを独占し、シーズン用の持続可能な燃料を開発した。AMR26は、2025年3月にマネージング・テクニカル・パートナー兼チーム代表として加入したAdrian Neweyが手がけた初のマシンというマイルストーン。新たなレギュレーション下でホンダとのフルワークスチーム時代を切り開くもので、日本メーカーは2025年限りでレッドブルを離脱する。マシンは先月、バルセロナのシェイクダウンテストで全黒リバリーでデビューし、時間制約が理由だった。最後の2日間、バルセロナ・カタルーニャサーキットでランス・ストロールは木曜日に5周のみでストップし、フェルナンド・アロンソは夜間修理後の金曜日に61周を走行。デザインはハロー周囲の追加フィン、中央エアインテーク、埋め込みサイドポッドインレットなどの空力ソリューションで注目を集めた。エグゼクティブ・チェアマンのローレンス・ストロール氏はチームの野心を強調:「AMR26は、2026年のF1新時代に突入するアストンマーティン・アラムコにとって決定的な一歩です。これらのレギュレーションは一代で最大のリセットであり、私たちは明確な野心を持って臨みます:勝てるチームを構築することです。」ニューイ氏は2026年ルールの「最も極端な解釈の一つ」と評し、開発スケジュールの圧縮を指摘:「全く新しいレギュレーションでは最善の哲学がすぐには明らかになりません…全体的なアプローチを取ったのです。一つの目立つコンポーネントではなく、パッケージ全体の協調です。」チーム4年目のアロンソはストロールと共に参戦し、重要性を語った:「すべてがチームにとって重要なシーズンに集約されます…チームにとって非常に重要な瞬間です。初めてワークスチームになるのです。」ホンダF1プロジェクトリーダーの角田哲志氏は開発について:「電動化側は予定通り進んでいます」としつつ、「内燃エンジンでは必ずしもそうではない」と慎重姿勢を示した。AMR26は2月11日からのバーレーン・プレシーズンテストで公開デビューし、メルボルン開幕戦へ。2025年コンストラクターズ7位ながら、新施設AMRテクノロジーキャンパスやパートナーシップを活かし、表彰台以上を目指す。